ベータ版リリースに向けて

SE-PostgreSQL1.0βのリリースに向けて、ここしばらく非常に多忙である。

地道なバグ退治の他に、いくつか修正を加えている。
・table/column/tuple:{use} パーミッションの追加
WHERE句やGROUP BY句での参照など、直接ユーザにデータの内容を返さない場合には{use}パーミッションを使う。{select}と分離できるので便利
・トリガ関数の引数チェックの追加
行レベルのトリガ関数には、タプル全体が渡されるので、それを参照する権限が必要となる
・Auditメッセージの改善
ログにカラム名を表示する場合、テーブル名も同時に表示するように変更した。テーブル継承を使った場合など、何が何かわからなくなるので…。
・英語版ドキュメント
ベータ版に併せたリリースに向け、なんとか目処が立った。
・RPMパッケージ&ビルドスクリプト
RPMパッケージは当面、FC6/Fedora7で提供予定。CentOS5用のビルド環境も準備中。

RPMの.specファイルは Fedora のガイドラインに沿って書いているが、/opt 以下にインストールするなと言われるのは納得いかんなぁ。File Hieracky Standardにも準拠してるし、そもそも /usr/bin 以下にインストールしたら postgresql-server と競合してしまうではないか。