PostgreSQL-8.3.0キター

首を長くして待っていた PostgreSQL-8.3.0 がリリースされた。

「PostgreSQL 8.3」が正式リリース、性能は最大30%向上(@IT)
約1年ぶりの新版,PostgreSQL 8.3リリース「トランザクション性能が最大30%向上」(ITpro)
など、性能向上に主眼を置いて報じられている。

ま、それは置いておいて、個人的には PostgreSQL-8.4.0 に向けた開発が始まったということで、SE-PostgreSQLのパッチを投稿する環境が整ったという事が大きい。
Feature Freezeの時期はまだ決まってないが、8.3の時は4頭だから、次は5末くらいと踏んでいる。PGcon2008の直後くらいか。
当面の間は、SE-PostgreSQL-8.3対応版の動作検証とドキュメントの改版に追われることになりそうだが、それが終わったらいよいよ提案を行うことに。

あと、今朝方 fedora-selinux に投稿されたメール
http://marc.info/?l=fedora-selinux-list&m=120222022102751&w=2
postgresql with httpd and dotclear」というタイトルになっているが、その実、中身は sepostgresql を phpAdmin から使ってみようとして上手く行かないので四苦八苦しているという事のようだ。
彼のレポートの中で、Fedora8向けパッケージを修正せねばならない点が2つ見つかった。
・db_database:{set_param}は一般のDBユーザも使う可能性がある
タイムゾーン関連情報が上手くパッケージングされてない(爆

という事で、この辺を手直ししたパッケージを準備中・・・。
フィードバックはありがたやありがたや。